からもも日記

50代の専業主婦が日常生活の中で感じたこと、考えたこと、主婦として母として今まで経験したことを綴ります。

【歌舞伎】歌舞伎座 三月大歌舞伎 夜の部 観賞記録

 

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こんにちは😊 からもも です 

 

歌舞伎座

三月大歌舞伎 夜の部

観てきました。

 

演目(引用)

盛綱陣屋(もりつなじんや)

敵味方に分かれた兄弟、親子の悲しき情愛

 

雷船頭(かみなりせんどう)

船頭と雷のユーモラスな舞踊

 

弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)

黙阿弥の名台詞が心地よい白浪物の傑作

 

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あらすじ・感想 

盛綱陣屋

近江国の名家、佐々木家の兄弟、盛綱(片岡仁左衛門)高綱は源氏一族の争いに巻き込まれ、敵味方に分かれて戦うことになりました。

盛綱の子の小三郎(寺嶋眞秀)は初陣で高綱の子の小四郎(中村勘太郎)を生け捕りにします。

高綱が動揺することを案じた盛綱は、母の微妙片岡秀太郎)に頼んで小四郎切腹させようとします。

その夜、高綱の妻の篝火(中村雀右衛門)が忍び込んできます。

それを察した小四郎は母に一目会いたいと切腹を承知しません。

そこへ高綱が戦死したとの知らせがあり、北条時政(中村歌六) の命を受け盛綱が首実検をすることになりました。

首を見た小四郎は父の後を追って切腹しますが、首は偽物。

高綱親子の計略を悟り、小四郎の健気な死に感じ入った盛綱は、首は高綱のものと言上します。

盛綱は主君を欺いたことを詫びるために切腹しようとしますが、和田兵衛秀盛市川左團次)が姿を現し、盛綱切腹すると、せっかくの偽首の計略が水の泡になると諭します。

盛綱切腹を思いとどまり、二人は戦場での再会を約束して別れるのでした。

(時代設定が鎌倉時代になっていますが実は大阪冬の陣を題材にしています。

盛綱・高綱兄弟は真田信幸・幸村を北条時政徳川家康がモデルとされています。)

感想

今月はこの演目を一番楽しみに行ってきました。

憧れの仁左衛門さんの舞台に、大好きな可愛い眞秀くんが出るからです。

そして勘太郎くんが子役の大役、小四郎役をつとめられています。

子供が親のために切腹するという、今では考えられない苦手な内容ではありましたが、

仁左衛門さんのカッコ良さ、二人の子役さんの可愛さで、戦の非情さ哀しさが描かれた物語でありながら、ニヤニヤしながら見てしまいました。

こんなに小さくて可愛い眞秀くんが、これまた可愛い勘太郎くんを生け捕りにするわけないでしょー!!

と心の中でツッコミを入れながら、私なりに楽しみました。

 

雷船頭 

大川端で船頭(松本幸四郎)が休んでいると、雲行きが怪しくなり、稲妻とともに(中村鷹之資)が空から落ちてきます。

粋でいなせな船頭が気の弱いをからかったり、お酒を飲んだり、一緒に踊ったりします。

やがては吉原へ行こうと船頭の船に乗り込むのでした。

江戸情緒あふれる常磐津の舞踊です。 

感想 

雷様が空から落ちてくるユーモラスな楽しい舞踊でした。

雷様っていつから誰がああいう見た目に描いたのでしょう?

考えると不思議です。

幸四郎さんと鷹之資さんの配役の日に見ましたが、猿之助さんが船頭の日は女に変えた趣向で踊られるとのこと。楽しそうで、そちらも見てみたいと思いました。

 

弁天娘女男白浪

松屋という呉服屋に美しい武家娘(市川猿之助)若党(松本幸四郎)が訪れます。

品定めの最中に万引きしたと咎められ、店の者はの額を算盤で打ち据えますが、持っていたのは他の店で買った品物での額に傷ができてしまい、騒ぎになります。

鳶頭清次(市川猿弥)が仲裁に入るのですが収まらず、浜松屋主人幸兵衛(大谷友右衛門)は穏便に済ませるために百両を渡します。

大金を手にした二人は帰ろうとしますが、玉島逸当(松本白鸚)という男が呼び止めます。

は男だと見破り、観念したは振袖を脱いで入れ墨を見せながら、盗賊の白波五人男の一人、弁天小僧菊之助(市川猿之助)だと名乗り、若党も同じく南郷力丸(松本幸四郎)と名乗り、浜松屋を後にします。

玉島逸当も実は白浪五人男の首領の日本駄右衛門(松本白鸚)でした。

悪事を重ねた白波五人男に追手がせまり、五人は稲瀬川の土手に勢揃いし、次々名乗りを上げて立ち向かうのでした。

感想

この演目は昨年の五月團菊祭で初めて観ました。歌舞伎初心者の私でも2回目ですから、人気があり、繰り返し上演されているのでしょうね。

最初の時は菊五郎さんの弁天小僧菊之助海老蔵さんの日本駄右衛門、そして眞秀くんが丁稚の役で出ていたので私にとって思い出深い演目です。

同じ演目でも役者さんが違うと雰囲気も変わりますが、あらすじがわかっているので初めての時よりも細かいところまで楽しめます。

白浪五人男が土手に勢揃いして名乗りをあげる場面が絵のように美しく、一人一人がカッコいい好きな場面です。

 

 

最後に…

盛綱陣屋の勘太郎くんと眞秀くん、ほんとうに可愛いくてキュンキュンしました。そしてとってもしっかりしているな~と感心します。

25日間毎日、学校や幼稚園も行きながら大変だと思います。小さいのに偉いですね。

夜の部もう一回観たいところですが我慢して、来月また眞秀くんの舞台を観れるので楽しみにしています。