からもも日記

50代の専業主婦が日常生活の中で感じたこと、考えたこと、主婦として母として今まで経験したことを綴ります。

発達障害の子育て経験<13>親亡き後のために

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こんにちは😃  からもも  です。

 

私の子供 Nは発達障害

知的障害のある自閉症です。

今はもう成人し働いています。

 

初めての方はこちらもお読みいただけると嬉しいです。↓

 

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前回までは、Nが小さな頃の話が中心だったので、急に話が飛ぶようですが

今回、親亡き後のことについて書いてみようと思う出来事がありました。

 

先日、Nの同級生のお母様から連絡をいただき、お子さんが施設に入ることが決まったと報告がありました。

 

「おめでとう!よかったね~ 今まで大変だったから、これからは少しのんびりして自分の時間を楽しんでね」

と伝えました。

 

その同級生はNよりずっと手がかかり、成人してからもいろいろな問題をかかえ、親御さんはとても苦労されていたので、影ながら心配していた私にとっても嬉しいお知らせでした。

 

もしかしたら、私が おめでとう と言った言葉に対し、違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

 

施設に入れることにマイナスイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも私たちにとっては  おめでとう  なのです。

 

 

 

 

 

障害児を持つ親は、その時々に色々な悩みや不安を抱えていますが、中でも究極の悩みや不安は、自分たちがいなくなってから、この子はどうなるのかという親亡き後問題です。

 

小さな頃から漠然とその問題を抱えていますが、子供が学校を卒業し、成人する頃には差し迫った問題となります。

 

親の方も体力や気力の衰えを感じる年齢になるので、死なないまでも子供の世話をするのがキツくなることもあります。

 

ですからNがお世話になっている社会福祉法人では

「お子さんが20代のうちに施設やグループホームに入れて、親御さんはご自分の人生を楽しんで下さい  」

と言って下さいます。

 

初めは私も、まだまだ手放したくない、もっと長く一緒にいたいと思っていました。なにしろNは私の生き甲斐を超えて生きる目的になっていますから‥

 

でも、親が年老いてから施設などを探したり、手続きをしたり、準備をするのは大変です。

 

そして本人も年をとって行きますから、若い頃よりは順応性が衰えます。

 

何より、施設やグループホームはまだまだ数が少なく、こちらが入れたいと思う時に条件の合う所にすぐに入れるわけではないのです。

 

親にまだ体力があり、出来れば本人が20代のうちに、考えたり探したり動き始めるのが良いのではないか、と今は思うようになりました。

 

実はNもグループホームに入っています。

以前、ブログに書いたようにNの笑顔が幸運を引き寄せたようで、我が家にとって、もうこれ以上の条件が揃うグループホームは今後ないだろうと思えるご縁に恵まれました。

 

このチャンスは絶対に逃してはいけないと感じ、即断即決で入寮を決めました。

 

幸運の女神の前髪ということわざがありますが、まさしく前髪を掴んだと思っています。

 

Nは今、日中は福祉作業所で働き、夜はグループホームで職員さんに手厚く見ていただきながら、同年代のお友達と楽しく暮らしています。

 

そして週末は家に帰り、家族の時間を楽しんでいます。

 

親亡き後のNの居場所が見つかり、私もホッとして自分の時間を楽しめるようになりました。

 

 

あくまでこれは我が家の決断で、どこのご家庭にも当てはまることではありません。

 

自分が死ぬまで、出来る限り家で世話をするんだという考えもあると思います。

 

それも1つの選択であり、親の選択に正解はありません。

 

ただ、私と周囲の人たちの経験から言える事は、入所を考えるならば、早めに動き出し、タイミングやチャンスを逃さないように決断する事が大切だと思います。

 

まだ、お子さんが小さい場合は、そんな先のことは考えたくない、考えると辛く悲しくなるという方もいらっしゃるでしょう。私もそうでした。

だから、まだ考えなくていいです。

 

でも、幸運の女神の前髪 という言葉だけ、頭の中の片隅に置いていただければ幸いです。

  

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からもも